まだまだ当分先の話だと思っていた東京オリンピックの開催まで、気がついてみればあと5年をきりました。

このところ、オリンピックの開会式が行われる予定の国立競技場に関するニュースなどが増えているのは、そういうわけだったのかと思う方もいるかもしれませんが、この国際的な大イベントにまつわる様々なインフラ整備は、東京都心だけではなく、関東各地で行われているのではないでしょうか。

オリンピックに先駆けて、最近は海外からの観光客の増加が目覚しいということで、新たなホテルの建設や既存のホテルのリフォームなども、関東近郊でも盛んに行われているようですが、宿泊施設に必須の、空調設備のような重量物据付を行う作業も、増えてきているということでしょう。

大型の宿泊施設になれば、エアコンやその室外機などの空調機器に限らず、受水槽や給湯器やボイラーのような衛生に関する重量物据付作業も必要になりますし、発電機のような電気設備も設置作業が行われます。

東京都心や近郊のベイエリアに人気の高層のホテルともなれば、そういった重量物据付作業を行う場所は、上空に近い屋上部分になることもあるため、クレーンのような特殊な機械や、そういった機械を扱う技術を持っている専門家によって行われることになるわけですが、東京都心では、ビジネス街や商業地域でそのような作業が行われる場合もあるので、運よく目にすることができれば、感心すること請け合いです。